若い頃から性分なのか、新製品とか新機能とか最新といったモノに目がありません。

この性格はどこから来たものなのか自分の半生を振り返ってみるに、子供の頃に銭湯をやっている隣家の居間に町内に先駆けて白黒テレビが鎮座して、毎晩遠慮しながら見せてもらったことがトラウマになっているのか、はたまた大手の電機メーカーに勤めていた親戚のおじさんが、いつも社員割引きで最新の家電製品を買ったことをわが家で自慢げに話していたのがうらやましかったのか、いまとなっては理由はよくわかりません。

そんなところで、過去の新しいモノ話をいくつか・・。

数年前に、発売間もなくの「Aiスピーカー」なるものを購入してみました。

ハリウッドのSF映画では、人工知能が勝手に暴走を始めて人類を襲うというのがひとつの定番になっていますが、敵はどの程度の実力なのか試してみたかったのかもしれません。（中略）いまでは、キッチンでカップラーメンのタイマーと天気予報が彼の仕事のほとんどですが、タイマーも「３分の半分（はんぶん）」と言っては理解をしてくれず、しばらくは人類も安泰のようです。

先日、ついに「おサイフケータイ」のデビューをしました。（モバイルFeliCaが登場してすでに10年がたっており、かなりの周回遅れですが・・。）ここまで様子見してきたのは、数年に一度はかならず起きるケータイ紛失事件と、駅や空港の改札でケータイのタッチは赤ランプ点灯の確率が高い（気のせいかも・・）、そんな理由からでした。

結果は、まったくの杞憂でした。（紛失事件はわかりませんが・・）もっとはやく使っておけばよかったと、「新しいモノ大好き」を自認するには大反省です。会社の入館カードとしても使えればと思う今日この頃ですが、それはやっぱり無理ですね。（笑）