ぬれせんべい
こんにちは。先日、営業にて千葉県の銚子に行ってまいりました。
私の出身県であり、小学生時代の校外学習(醤油工場見学)以来の銚子訪問でした。
懐かしいと思って訪れましたが、街並みの記憶はほとんど無く、逆に新鮮な気持ちで改めて銚子の良さを感じる事ができました。
そんな銚子名物のひとつ、「ぬれせんべい」を皆さんご存じでしょうか?
名前の通り、濡れたような食感が特徴の煎餅です。
硬い煎餅をバリバリ食べるのが好きという方には向かないかもしれませんが、噛んだ時の“くにゃっ”という独特の食感がくせになります。
この食感は煎餅の生地を焼いた直後の熱いうちに醤油に漬けることで生まれるそうです。
このぬれせんべい、1960年頃に銚子の煎餅屋が規格品外の“おまけ”として作ったそうです。
その後様々な企業が参入し、2006年頃に銚子電気鉄道の通信販売の件がネット・マスコミを賑わし全国区に。
今では銚子を代表する菓子に成長しました。
今や色々な業界で発想の転換からヒット商品が生まれたり、視点を変えて新商品・サービスを開発し新しい価値が創造されています。
ぬれせんべいを見習って新しいビジネスのタネを探すアンテナを常に磨いておかなくてはと、せんべいを“くにゃっ“と噛みながら感じました。
我々もいま、新しい仕事に取り組んでいます。形になるのはいまだ先になろうかと思いますが、ご期待ください。