ウワバミ焼きを食べながら…
埼玉県にある寄居PAの星の王子さま事業が惜しまれつつこの3月に事業終了・改修工事に入りました。寄居PAは2010年から10年間に渡りフランスの作家サン=テグジュペリの小説『星の王子さま』の世界観を演出してきました。
わたしは事業終了を知らずに3月の最終週に立ち寄ったのですが、平日の夕刻にも関わらず、PA内のレストランでお食事される方や売店で星の王子さまグッズを購入する方が多くいらっしゃいました。
かくいう私も『星の王子さま』の読者の一人でして、買い納めとして寄居PA限定販売の、”象を丸のみしたウワバミ(大きな蛇)”のイラストが入った焼き菓子を購入して車の中でほお張りました。
この“ウワバミ”のくだりは子供が怖いと感じる”象を丸のみしたウワバミ”の絵を大人が見ると“帽子”の絵に見え、恐怖と感じなくなるという、子供の想像力が大人になると失われてしまう事象を表しています。
成長して凝り固まった考えは悪と考えられますが、成長して恐怖がなくなることは悪いことだけではないな、と思う今日この頃です。
先輩社員が経験を通して自信を持った発言や提案をしている姿はとても魅力的に感じます。
車の運転が怖くて仕方なく、変なところで減速、イチかバチかで車線変更していた私が、今ではウワバミ焼きを食べながら運転できるのですから、成長も悪いことばかりではないですよね(笑)
もちろん、安全運転第一です!