”博多の夏”
近年、異常気象が多発しており数十年に一度。。。とよく耳にします。
最近でも線状降水帯が発生し、各地で例年にない豪雨に見舞われ大きな被害が起こっています。
このたびの災害により被災された皆様ならびに、そのご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
皆様の安全と被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
そろそろ梅雨が明けると言われており、博多にも夏本番が近づいています。
例年なら巷で「オイサー、オイサー」と掛け声が聞こえてくるこの季節、博多の初夏の風物詩”博多祇園山笠”
770年余の歴史をもつ山笠は毎年7月1日から15日にかけて行われ、地元では山笠が終わると夏が来ると言われています。
残念ながら今年も昨年に続きコロナの影響で延期となりました。
しかし舁き山は延期となりましたが、飾り山は2年ぶりに実施されました。
写真は博多駅前ですが、今年は各地で12か所(例年は14か所)
コロナで延期となっていますが、私も在博の神鋼グループのメンバーに加わって776~778年目に参加しており、そんな中山笠のタブーを知りました。
山笠期間中にはいくつかの禁忌(タブー)があり、一番有名なのがキュウリ断ちというもの。
輪切りにしたキュウリの切り口が、山笠の祭神祇園神のご神紋である木瓜の花に似ていることから口に入れるのは畏れ多い。。。が由来のようで、
また、舁き手が怪我をしたら「キュウリを食べたから・・・」とも言われることも。。。
しかし今やキュウリはサラダやいろいろなものにチョイスされているのでつい口に入れそうになりますが、その期間は皆で注意しながらの食事です。笑
こういった全国各地での祭事もそれぞれ由来、伝統がありその辺の意味を知りながら見学、参加するとなお醍醐味を味わえると思います。
コロナ収束の際にはぜひ生で博多祇園山笠を堪能ください!
特に15日のスピードを競う「追い山」は必見です! スタートは午前4時59分!!